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夜が長い   

ああ終っちゃったなー寂しいなー現実に戻れないなー。
とかいつまでも言ってはいられないのでW杯関連のエントリもこれで最後です。まとめ。



・ベストゲーム
グループE アメリカ-チェコ
ドイツ-イタリア、アルゼンチン-メキシコとも悩みましたがやっぱりこれで。この時はまじチェコいけんじゃないかと思いました。ブリュックナーさんは続投するそうなので、2年後どんなチームを作ってくるのか楽しみにしていようと思います。

・ベストゴール
グループC アルゼンチン-セルモンでのカンビアッソのゴール 
稀にこういうゴールが見られるからサッカーって堪らない。最後がカンビアッソってところがいいよね。「ロベルトの部屋」で怒られた甲斐があったってもんだよね(勝手に)。

・ベスト気になった選手
アルテム・ミレフスキー(ウクライナ)
最後まで名前を覚えられなかったのでググってしまいました。点取ったわけでもないのに大変印象深い。
今大会の面がイケてる11を選ぶならFWは彼とサンタクルスです。ここ最強。

・凄かった人たち
ブッフォンチェフレーマン、ラームアジャラさんカンナバーロテュラムミゲルサンブロッタ、ピルロガっちゃんヴィエラマケレレフリングスフィーゴジダンマキシ、クローゼクレスポサビオラ
なんか結構普通(その割には偏ってる)。
今回のベストイレブンは誰が選んでもそこまでバラけたりしないような気がします。FWがクローゼ以外に突出した人がいなかったのでそこぐらいで。ただ私選ぶとFWは問答無用でアルゼンチンコンビになります。ついでにセンターバックもドイツの血混じった人連れてきます。あれだけカンナバーロカンナバーロ言ってましたが(そして間違いなく今大会ベストプレーヤーだと思ってますが)、それとこれとは別です。


で、ここから応援チームについて。というか見計らうどころかタイミングを逃しまくったスペ代についての語りをコピペ。今更な上に相変わらず客観性排除な勢いで偏ってます。大丈夫な方だけどうぞ。


















終りましたね。フランス強かったよあのグループリーグは何幻?若者たちはテュラムに見事に跳ね除けられヴィエラの上がりには迫力がありマケレレは相変わらず働き者でそしてジダンは試合を支配していました。しかもリベリーに決められたよ。
アラゴネスには最後まで言いたいことが山のようにあるのですが(ラウールは後半にこそ必要な選手だと思います)、正直単純に経験ってでかいなと改めて思いました。多くの選手が口にする「トーナメントに入ってからが本番」の言葉を現すように、アルゼンチンにしてもメキシコにしても昨日のフランスにしても、動きや、それ以前の入ってくるときの表情からして、グループリーグの時とは全然違ったと思うんですよ。がスペインにはその感じがなく、印象としてもあっさりと負けたなぁと。なんかギアの変え方が分からなかったみたいな。
ただ今回は4年前と比べると嘘みたいに清清しいです。勿論すごく悔しいし悲しいですが起き上がれないほどの落ち込みや怒りはない。というのも正直、思ったよりもがんばったよなーと思っているので。

前回のチームには本当に思い入れがあったのと、バランスが取れていて纏まっていてもっと上までいけたはずというのがあるので、それがあんな形で負けたために本当に腹立たしくて悲しかったのですが、今回のチームはドイツで勝つというよりも、やっぱりこれからのチームだと思います。勿論負ける気で来ていたわけはないでしょうが、勢いでいくには限界があるのは監督も分かってたんじゃないかなと。これあくまで想像ですが(だって2トップ両方国際経験ないし、中心に置いたトーレスはワールドクラスには達していないし)。で、個人的には、すごく失礼な話だよなそれ、と思うのと同時に、そこまで悪くはないのではないかとも思いました。

私今回しばしば使われた「ベテランと若手の融合」と聞くたびに違和感がありました。「若手中心で埋まらないところをベテランが埋めている」に近いのではないかと。それは融合とは違うよなと。
なので今回に賭けている選手やそのファンからするとちょっと損している感もあるというか、もっと楽に勝ち上がっていけるようなチームは作れたんじゃないかと思います。ラウールファンとしても(彼も調子は良くなかったですが動きがおかしかったのはそれだけじゃない)アルベルダ大好き人間としても(フランス戦では使っとくべきだったよ)プジョル応援者としても(アンリめぇー)いっぱい不満はある。でもそれに関しての怒りのピークは予選とメンバー発表でもう通り越したので、今はなんというか、そこを除くと、方向としては間違ってはいないんじゃないかな、と思っています。というのも、フランス戦終了後初めて、「ああ次が楽しみだな」と思えたので。
私この間までラウールいなくなったら熱下がるだろうなと確信していたので結構驚いたのですが、心の底から、ここで悔しい思いをした、経験の差と自分に足りないものを知ったであろう選手たちが、次のW杯でどんなプレーをするのかを見るのが楽しみだと思いました。ちょっと憎たらしくなるくらいいい顔してジダンと話すラモっちゃんや泣くセスクを慰めるラウールの姿見たら特に。
だから今回は残念ですが、日本みたいに「もうどうしたらいいんだよこれ」みたいな負け方とは違って、負けて良かったとは決して言いませんが、悪い負け方ではないのではないかと思います。だってどんなにシュート外しまくりでも弱弱でも、このままいけば、ラウールの代表引退後はトーレスにもっと引っ張っていってもらわなきゃ困るわけで、代表としてのタイトルが全くないチームが上に行くには、こういう大会が必要だったのかもしれないなと。この答えが出るのは4年後ですが。

その前に2年後、ラウールの本当の最後の大会なので、それまでにラウールの調子が上がって、チームとしても今度こそ融合が出来ているといいなと思います。ただアラゴネスはもう勘弁。






<ここから今>
とか言ってたら続投?そーれーはーーー。
しかし長いですね。今読み直す気力がないので、誤字脱字文章のおかしさあったらごめんなさい。そのうち校正します。

by MiyuT_21 | 2006-07-14 18:28 | サッカー

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